豆腐

「冬至夜(とうや)豆腐」

誕生日ということでつれあいがいろいろと料理を作ってくれたのだが、私のリクエストに答えて、久しぶりに(昨年の誕生日以来)『豆腐百珍』からも何品か作ってくれた。 <作り方> 木綿豆腐を八角形に切り、酒と醤油(または味噌)で味がしみるまで煮る 切り…

「塩焼き豆腐の磯巻き」「小竹葉(おざさ)豆腐」「雪消飯(ゆきげめし)」

つれあいに「誕生日のディナーは何を作ってほしいか」と聞かれたので、久々に「豆腐百珍」から何種か作ってもらった。どれも安くて手のかからないものばかりだが、つれあいの名誉のために言っておくと、あくまで私の希望である。 塩焼き豆腐の磯巻き 私が最…

「ふわふわ豆腐」

<作り方> ふわふわ豆腐 豆腐をすり鉢ですり、卵1個を泡立て、両者をよく混ぜる 小鍋に澄まし汁を煮立て、上記の混ぜ合わせたものを静かに入れふたをする ふわっとなったらできあがり、好みで山椒をふりかける 久々に豆腐百珍を作ってもらった。 つれあいい…

「あらかね豆腐」

<作り方> あらかね豆腐 木綿豆腐を水切りし、熱した鍋に手でちぎって入れる 5,6本の箸でかき混ぜ、手早く水分を飛ばす 水気がなくなったら酒や醤油で味を調える 火を止めて粉山椒を混ぜる 以前作った「雷豆腐」*1と作り方も見掛けもほとんど同じ。ただし…

「ぶっかけうどん豆腐」

<作り方> ぶっかけうどん豆腐 絹ごし豆腐を太目のきしめん状に切り、お湯に入れてあたためる 網杓子で豆腐をすくい鉢に入れる 煮返した醤油に好みで酒を入れたものをたらす 大根おろし、花がつお、葱、唐辛子などの薬味を盛る 麺状に切ってゆでるまではよ…

「木の芽田楽」

つい最近まで誤解していたのだが、「木の芽」というのは山椒のことだった。形がミニ樹木のようだから、そう言うのだろう。てっきり木の芽ならなんでもそう呼ぶのかと思っていた。 <作り方> 木の芽田楽 白味噌を味醂で伸ばし火に掛けて練り、粉山椒を好みの…

「草の八杯豆腐(そうのはちはいどうふ)」

<作り方> 草の八杯豆腐 木綿豆腐を太く長く切り湯で温め網杓子ですくい水を切って器に入れる 八杯汁(水または出汁6:醤油1:酒1)をあわせひと煮立ちさせ葛を引きとろみをつける 八杯汁を器に張る 水気を切った大根おろしをたっぷり盛る この「草の八…

「雷豆腐(かみなりどうふ)」

仕事の締切を目前に、日付が変わるまで残業して帰宅。 小腹が空いたと言ったところ、つれあいがこの雷豆腐を作ってくれた。 <作り方> 雷豆腐 木綿豆腐の水気をよく切っておく フライパンに胡麻油を引き、木綿豆腐を手でちぎりながら入れる 塩や醤油で味を…

「雉焼田楽」「ふたたび田楽」

豆腐百珍、第2夜。 画像奥が「雉焼田楽(きじやきでんがく)」、手前が「再び田楽(ふたたびでんがく)」。 <作り方> 雉焼田楽 木綿豆腐を田楽用に下ごしらえし両面に醤油をつけてあぶる 醤油と酒をひと煮立ちさせてつけ汁を作る 好みでおろし柚子を添え賞…

「高津湯豆腐」

『豆腐百珍』という本がある。今から200年以上前の江戸時代、天明二年(1782年)に発行された料理書で、その名のとおり豆腐を使った料理が100品紹介されている*1。 その書物をもとに、すべての料理を再現してみた…というのがこちらの本。もちろん細かい調理…