「草の八杯豆腐(そうのはちはいどうふ)」

<作り方>
草の八杯豆腐

  • 木綿豆腐を太く長く切り湯で温め網杓子ですくい水を切って器に入れる
  • 八杯汁(水または出汁6:醤油1:酒1)をあわせひと煮立ちさせ葛を引きとろみをつける
  • 八杯汁を器に張る
  • 水気を切った大根おろしをたっぷり盛る

この「草の八杯豆腐」は惣菜として広く江戸の人々に愛好されたらしく、江戸後期に盛んに刷られた料理番付では常に最高位にあったとか。「八杯汁」なるお出汁と大根おろしが合わさると、なかなか美味しい。
つれあいは「崩れないように1本1本の豆腐を器に移すのが大変」だとボヤいていた。



「草(そう)の」というのがどういう意味なのかよくわからない。