2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『官僚の責任』

元経済産業省(旧通商産業省)の官僚だった筆者の古賀茂明氏による、官僚および行政機構の批判の書。 2011年3月11日の東日本大震災および原発事故を受けて出版された書なので、出足部分は「本当は防げたかもしれない原発事故」という話が続く。そしてそれも…

指導者

G20などで「世界の指導者たちが一堂に会した」という表現をするけれど、おそらく「leader」の訳と思われる「指導者」という日本語表現には、なんか違和感を感じるなあ。指導してるか? 誰を?

『インドへ』

画家の横尾忠則氏によるインド旅行記。と言っても70年代半ばの話なので、そもそも氏がインドへ行きたいと思ったきっかけが「ビートルズがインドへ行ったから」といった感じで、さすがに時代を感じた。 インドの高地でUFOのような光の塊を見た話とかが普通に…

お葬式・初荒川区

お葬式(今月3件目!)に参列するため、荒川区の葬儀会場に行ってきた。東京に住んで通算10年近くになるけれど、荒川区に足を踏み入れたのはこれが初めて。結果、東京はどこまで行っても都会だと分かりました。

鰤の塩糀炙り

夕食に、金沢の四十万谷本舗(しじまやほんぽ)の「鰤の塩糀炙り」をいただいた。実家の母親からの差入れ。これがめちゃくちゃ美味い! タタキみたいな鰤の柔らかい食感と脂、塩糀のほのかな風味とがあいまって、酒が進む進む…。 四十万谷本舗 http://www.ka…

フリクションデビュー

ついに私も、消せるボールペン「フリクション」デビュー。 あちこちで良いという評判は聞いていて、自分でも使ってみたい気持ちはあったけど、なんとなく敬遠していた。しかし今日、3色タイプが出ているのをホームセンターで見つけたので、買って使ってみる…

風船の命は短くて

昨日ヘリウム入りの風船を6個もらって帰ったのだが、今朝起きたら全て地に堕ちていた。でも子どもらは大喜びしてくれたのでよかったけど。 ヘリウムってアマゾンでも売ってるんだけど、結構高いんだよな。

「デクスター」シーズン4

仕事から帰って冷たいビールを飲みながら、つれあいとともに海外ドラマ「デクスター」のシーズン4を最後まで。軽々しくこの言葉を使いたくはないが、まさに衝撃の結末。デクスター シーズン4 コンプリートBOX [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エ…

スマホの写真機能

炎天下にテントを組み立てて解体してまた組み立てて解体する、という仕事に出掛ける。 途中、何人かの人から「写真を撮ってもらえますか?」と携帯電話を渡される場面があった。全体の8割はスマホで、その半分がiPhone、残り半分はAndroidもしくはWindowsス…

ビールの賞味期限

賞味期限を3ヶ月ほど過ぎた缶ビールが大量に出てきたのだが、「それくらい全然大丈夫」という意見と「まずくて飲めたもんじゃない」という意見が拮抗している。どちらにせよ、自分では率先して飲みたくはない。 で、ものは試しと飲んでみたのだが、ビールの…

北陸新幹線

北陸新幹線、長野・金沢間の開通は平成26年か。東京から実家に帰るのが楽になるかな。金沢駅に着くのなら、わざわざ羽田に行って小松に着く空路よりも、トータルの時間が短縮できそう。 ちなみに新幹線金沢駅の内装は、地元の伝統工芸にちなんで金箔や九谷焼…

『文化系のためのヒップホップ入門』

結局ヒップホップというのは大喜利だ、ということで納得した。だからお題に沿っている、つまりステレオタイプを踏襲しているように見えるのが当たり前。有季定型の俳句で競い合っているようなもの。 ずばり、一定のルールのもとで参加者たちが優劣を競い合う…

伝承

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小学生になった長男が「アホがみーる〜ブタの」とか「えっちすけっちわんたっち」とか言ったり、「それは何時何分何秒?」とか口ごたえすることがあるようになってきた。 こういう台詞の数々、口承というのか、文章化された訳でもないのに数十年来変わらず伝…

娘語録

dtr

百貨店でマネキンを見て 「かわいーい、お坊様みたーい。」 (頭にウィッグが乗っていなくて坊主だったので) 「大人になったら、ママみたいに、かかとに太い棒がくっついた靴はくんだ。」

マイルス最初の7枚

佐渡のつれあいの祖母の家からサルベージしてきた1992年2・3月号の「暮しの手帖」に、「マイルス・デイヴィス・最初の七枚」という音楽評論家黒田恭一氏のコラムがあった。氏による「7枚」とは、「Kind of Blue」、「Somethin' Else」、「Cookin'」、「Steam…

せなのえ

son

昨日つれあいが行った病院のエレベーターで、腕に刺青のあるお兄さんと一緒になったところ、長男が「あの人どこかで見たことある…」と言ったそうだ。つれあいが「あとでまた聞くから」と言ってその場は押しとどめたそうだが、「佐渡の温泉で見た」とのこと。…

『歌舞伎町案内人』

先日行った「湖南菜館」のオーナー、李小牧さんの自伝的エッセイ集。 バレエダンサー、新聞記者などを経て留学生として来日、ファッションデザイナーを目指し東京モード学園に通いながら特派員としてファッション記事を執筆する傍ら、糊口をしのぐために始め…

歌舞伎町:湖南菜館

夜、年に2,3回集まっている大学時代の友人たちと会食。うち一人のセレクションで、場所は歌舞伎町の「湖南菜館」となった。 このお店は、知る人ぞ知る李小牧(リー・シャム)さんがオーナーの中華料理店である。私が愛読しているNewsweek日本語版誌上のコラ…

お通夜(つむじ風)

急にお通夜に行くことになったので、朝から黒のスーツ姿で出勤。まだ暑い。 曹洞宗のお通夜というのは初めて参列したが、なかなか興味深かった。式そのものというよりも、お経を上げにきたお坊さんが風変わりな方で、あとで聞いたところによると、大学時代か…

ケンドール・ギル

私が高校の頃一番好きだったNBA選手ケンドール・ギル。今日何故か気になって、1時間ほどネットでうろうろ調べて回った。 甘いルックスと「第2のジョーダン」(当時こう呼ばれた選手が数多いた)とも称されたテクニックとを兼ね備え、ラリー・ジョンソンやア…

Man vs Wild

帰省から帰ってきて、日常の生活を取り戻すべくこまごまと用事をこなす。図書館に行って、車を洗って、子どもの髪を切って、夕食に手巻き寿司を食べて、さて一息。団欒というか、家族全員で(バラバラに)iOSのゲーム「Bear Grylls Survival Run」をゲラゲラ…

十日町:そばや清兵衛

こちらも3年ぶりに、山の中の蕎麦屋さん「清兵衛」を訪問。前回の訪問は2009年9月16日の日記を参照。 相変わらず美味しいへぎ蕎麦でした。

十日町:越後妻有里山現代美術館[キナーレ]

まつだい農舞台と並んで、大地の芸術祭の作品がまとまって展示されている場所、十日町の「キナーレ」にも立ち寄った。時間がない方はこの2箇所を押さえておけば、とりあえず芸術祭を見た感じにはなるだろう。

絵本と木の実の美術館

ここは3年前の訪問時は展示が終わってしまっていて中が見られなかったので、待望の鑑賞。

松代:まつだい農舞台

朝イチのフェリーで佐渡の小木港から直江津港へ。停めてあった車に乗り、ついでなので東京に向かう途中で「越後妻有大地の芸術祭」を見て帰ることにした。この催しは、南魚沼や津南あたりのいわゆる妻有地区一帯を会場にして、田んぼや自然の中に芸術作品を…

化石の夢

海辺を散歩していて綺麗な白くて丸い石を拾った。娘が持って帰る途中に落としたら割れてしまった。その石を見た義父曰く、「中に何かの化石が入ってる」、と。 佐渡は火山島なので、灰が降り積もったときに中に閉じ込められた動植物が化石になったんだよ、と…

帰省点描・3

地元新潟明訓初戦突破のニュースを見ながら、佐渡名物「いごねり」とアワビでビールを。 佐渡名物の蕎麦を2.5人前手繰ったのは正直やりすぎた。腹がきつい。つれあいの母にも、私の蕎麦好きは浸透している。 佐渡のお蕎麦は小さめのお椀いっぱいに麺が入って…

ローカルルール

法要をお願いしたつれあいの実家の菩提寺さんいわく、「お供えにお水は欠かさず、何度も替えてあげるのが佐渡の慣わし。仏さんの喉が渇かないように」と。うちの実家も同じ浄土真宗だけど、そういう話は聞いたことがない。逆にうちの田舎だけのローカルルー…