2022年を振り返る ~読書編~

いまさらだが2022年を振り返っていきたい。 まずは読んだ本で心に残った12冊。あくまで「2022年に読んだ本」であり、古い本も入っているが、それも含めてこのタイミングで出会って感銘を受けた本、ということで。 「累々」松井玲奈 本書は元SKE48の松井玲奈…

市原湖畔美術館

初秋のエクスカーション。千葉の「市原湖畔美術館」へ行ってきた。その名の通り、高滝湖という人口湖のほとりにある小さな美術館。 ふと窓の外を眺めると、結構大きなスズメバチの巣がかけられていた。

展覧会岡本太郎

この春、大阪中之島美術館が新しくなった。そのうち訪ねてみたいと思っていたが、私の好きな岡本太郎の展覧会がはじまったので、ちょうどよいということで行ってきた。 夏休み中だったし、NHKで放送されていた「タロウマン」効果もあったのか、たくさんの親…

下鴨納涼古本まつり

毎年夏に下鴨神社の糺の森で行われている古書市をのぞいてきた。 すっかり夏空だったが、この2時間後ぐらいに土砂降りとなった。滞在中に降られなくてよかった…。 京都市内の古書店がテント出店。すでに行ったことがあるお店もチラホラと。10時の開始近くに…

嵐山~天龍寺~梅宮大社

ブログを書くのが1年ぶりなのでいきなりになるが、この3月から京都で単身赴任をしているので、休日には自転車であちこちを回っている。 8月11日は「山の日」…ということで、それにちなんで(山じゃないけど)嵐山へ行ってきた。 まだ午前中早い時間に着いた…

「紳士の黙約」ドン・ウィンズロウ

先週末の豪雨で、伊豆山の地滑りには衝撃を受けた。 追いかけ報道を見ていると、上流部分でかつて宅地開発がとん挫した経緯があり、その後始末の盛り土処理が問題だったのではないか、とのこと。 ちょうどそんな折に読んでいたのが、本書「紳士の黙約」だっ…

水滸伝読了

昨年12月のエントリ「水滸伝 - 太陽の塔とか」で「水滸伝を通しで読みたくて杉本苑子版を買った」と書いたが、そういえばなんだかんだ半年ほどかけて全5巻を読み終えた。 水滸伝をあまり知らない方のためにあらすじを書いておくと、中国の宋の時代、もっとい…

人とペットの老々介護

「人とペットの老々介護」なる言葉を聞いて衝撃を受けた。長寿化に伴い、ペットが臓器疾患や認知症などの健康障害を持つようになり、一緒に年老いた飼い主がその面倒を見なくてはならない状況が、昨今増えているのだという。 ちょっと調べたところによると、…

ラタトゥイユの季節

スーパーに行くと、入口付近に夏野菜が並ぶ季節になった。 茄子やピーマンが山積みになっているのを見ると、そろそろ作りたくなるのが「ラタトゥイユ」だ。 トマト、ズッキーニ、玉ねぎ、ピーマン(パプリカ)、茄子などをニンニクとオリーブオイルで軽く炒…

“インテリ”と”非インテリ”と

映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』を遅ればせながら見てきた。 1969年に東大駒場キャンパスの900番教室(大講堂)で、1000人からの学生を相手に「保守」三島と「革新」全共闘(および見物の学生)たちが、議論を戦わせた記録映像だ。 この討論会…

水滸伝

「水滸伝を読みたいな」と思い立って、杉本苑子さん版(全5巻)を購入。 これまで村上知行版、吉川英治版、柴田錬三郎版を読んだけど、いずれも物語は未完なんだよな。大体108人が集結するところまでで終わってしまう。そのあと官軍に入ったりしつつ滅びると…

ベランダ菜園の反省2020

10月に入りグリーンカーテンやプランタの野菜などをいったん片付けた。今年の夏のベランダ菜園の反省。 (よかったこと)メダカの鉢に昨年植えたハスの花が初めて咲いた。 (悪かったこと)昨年採取したアサガオやヒマワリの種、自家製のものはやはり勢いも…

コロナ時代の観戦

スポーツイベントへの客入れが、徐々に再開され拡大しつつある。 大体のイベントは無観客ではじまり、ストリーミング中継などでの観戦がメインだったわけだが、最近では徐々に観客も入りはじめ、「5,000人以内」の制限がかかっていた頃は中継を見ていても「…

なぜかいまジャミロクワイ

Jamiroquaiが、夏の夕暮れ時のサイクリング(a.k.a.自転車通勤)に合うみたい。 Jamiroquai - Canned Heat (Official Video) 「Blow Your Mind」を聴いたあとに、Corneliusの「The First Question Award」の「Raise Your Hand Together」を聴いてデジャヴ感…

紫陽花と蟷螂

すごい小さいカマキリが、アジサイの上でファイティングポーズをとっていた。

緊急事態宣言下の運動状況

だいたいこんな感じです。 (減った運動) 通勤(歩数にして1日およそ6000歩) 仕事場での歩き(歩数にして1日およそ1000歩) (増えた運動) サイクリング(という名の通勤 50㎞×週1回ほど) Nintendo Switchのリングフィットアドベンチャー(毎日ちょっと…

コロナ継続中

緊急事態宣言下の生活で変わったこと ・自転車によく乗るようになった。往復50㎞の道のりを週一回くらい。 ・家族ともどもとにかくテレビ(動画配信)をよく見ている。 ・図書館に行けなくなってはや一カ月。借りた本も返せない。 ・子どもの勉強(宿題)を…

コロナウイルスに思う

先週末、今週末は久々に大阪のキタを歩いた。かっぱ横丁の古本屋がえらいキレイになっててびっくり。 東通り商店街、お初天神通り、天神橋筋商店街…と逍遥。金曜の梅田第三ビルの地下もまだまだにぎわっていた。大阪の町は元気があっていいな。行き帰りの新…

1月のまとめ

読んだ本 0131 公務員のカスハラ対応術/吉田 博0130 七つのからっぽな家/サマンタ シュウェブリン0129 ギャンブル依存症: 当事者から学ぶその真実/吉岡隆0128 樫山純三―走れオンワード 事業と競馬に賭けた50年 (人間の記録 (69))/樫山 純三0126 ボーダー 二…

2019年の振り返り

もはや振り返りくらいしかまともな記事を投稿していない気もしますが…。 印象に残った映画 「幸福なラザロ」 映画『幸福なラザロ』予告篇(4.19公開) 「愛がなんだ」 「愛がなんだ」予告編<girlstalk > 「ミスターグラス」 GLASS Trailer 印象に残った本 …

秋の鎌倉

鏑木清方記念美術館で、「清方と鏡花」と題した二人の関係性についての特集展をやっていると聞いて、紅葉狩りもかねてつれあいと秋の鎌倉へドライブしてきた。 鏑木清方氏は無名時代から泉鏡花のファンだったそうで、画家になってから鏡花と会う機会があり、…

雨の動物園

天皇陛下即位礼の祝日、雨のなか多摩動物公園へ行ってきた。 彼らも本当は雨なんて嫌いなのだろう。 アンニュイな気配が漂う動物園内だった。

ハスとライム

長らく「ハスの咲く家」というのにあこがれがあり、北海道に住んでいた2年間はともかくとして(寒くて育たないから)、何年かにわたりハスの栽培にはチャレンジしている。が、いまのところちゃんと花がついたことは一度もない。 今年もまた、花を見ることな…

夏が終わる

先週あたりから暑さが弱まり、なんなら夜半には虫の音が聞こえてきたりするようになった。 そんななか、悲しい出来事が。 東京に引っ越してきてから飼いはじめたメダカだが、5匹いた成魚と、その後生まれて成長していた5匹の子どものうち、6匹がバタバタっと…

片岡義男のこと

文具好きの私にとって、片岡義男さんは以前から気になる存在ではあった。氏のガジェットへのこだわりようと、欧米の文具への造詣の深さは、たびたび著作に片鱗がのぞくところで、こういうと僭越ながら「趣味が合うな」と思っていた。 その辺が入口となって、…

東京の蕎麦

5年ぶりに東京へ帰ってきて、何軒か「食券を買う」系の蕎麦屋へ行ったのだが 、そのたびに「あれ?」と思うのが、お出汁が薄味になったような気がするということ。以前はもっと黒くて濃い汁だったような。

東京へ来た

2年前に本州を離れたときは花粉症がひどかったのだが、3月頭に東京へ越してきて、いまのところまだそんなに症状が出ていない。 北海道は花粉がほぼゼロの土地だったので、2年間でデトックスされたということだろうか? まあいずれまた、飽和してグジュグジュ…

東京へ

前のエントリを書いてから、旧はてなダイアリのほうで引き続き更新していたので、こちらの記事が2014年でストップしてしまっていた。追加でインポートするやり方がよくわからないのだが、順次強制移転してくれるのだろうか? さてその5年間のあいだに、名古…

謎の桃太郎神社

普通「桃太郎伝説」といえば岡山と結び付けられるのだが、木曽川沿いにも「桃太郎伝説発祥の地」とする伝承があるらしい。川沿いに桃の木が多くあり、桃太郎の話に出てくるキーワードが周辺の地名(大桃、犬山、犬石、猿洞、猿渡、猿噛城祉、堆ケ棚、推ケ峰…

如庵

犬山城に隣接する名鉄犬山ホテル内の庭園に、織田有楽斎(信長の弟)が作った茶室「如庵」があるというので拝見してきた。もともとは京都の建仁寺に作られた茶室だが、明治の財界茶人のもとを回りまわってこの地に落ち着いているもの。 有楽斎は信長の弟であ…