cinema

「PLANET OF THE APES/猿の惑星」

ティム・バートン版「猿の惑星」を見た。例のリ・イマジネーションてやつ。 エステラ・ウォーレンのゆるく開けた赤い口元からのぞく白い前歯だけがやけに印象に残ったが、この映画で見事ゴールデン・ラズベリー賞助演女優賞を受賞したのでしたか。

「カナディアン・エクスプレス」

ジーン・ハックマン主演「カナディアン・エクスプレス」を見た。マフィアによる殺人の証言をさせるべく、カナダの国境からシカゴまで、つけ狙う殺し屋の目を潜り抜けて女性を連れ戻す検事のドラマ。 森林オフロードを抜ける車とヘリのカーチェイス、そして列…

「シックス・デイ」

シュワルツェネッガー「シックス・デイ」を見た。1997年、クローン羊ドリー誕生(懐かしい!)。2000年、ヒトゲノム解読。あらゆるものがクローン可能となったものの、神が人間を創った日にちに由来する「シックスデイ法」によって人間のクローンは禁止され…

「サンタフェ」

西部劇の名作「サンタフェ」を見た。鉄道がアメリカの成長と繁栄の象徴だった時代の話。 南北戦争直後の南部出身兄弟が主人公。サンタフェ鉄道の開通に命をかける男たちと、それを阻止しようとする男たちの争い。見事開通し580キロをわずか19時間(!)平均…

「紅の拳銃」

かつての日活スター、赤木圭一郎の遺作「紅の拳銃」を見た。 「今の日本にフリーの殺し屋なんていませんよ」と男がカメラを向いて独白する顔のアップで始まるオープニングとか、「オートマチックがいいって思うのは素人だ、こいつ(リボルバー)は回転し続け…

「シャンハイ・ナイト」

ジャッキー・チェンとオーウェン・ウィルソン主演の「シャンハイ・ナイト」という映画を見た。同じ2人が共演の「シャンハイ・ヌーン」という作品の続編なのだが、そちらは未見。 アメリカ西部で保安官をしているチョン(ジャッキー)の元に妹リン(ファン・…

「青春のお通り」

1965年の吉永小百合の映画「青春のお通り」を見た。未ソフト化作品ということでビデオもDVDもない、それをCSで放送していたものを録画で。 当時宅地開発の進んでいた大阪の千里ニュータウンが舞台。どこまでも広がる造成地に突如として団地群が建ち並ぶ光景…

「ホステージ」

ちょっと見てつまらなかったら即消すつもりで録画を見始めた「ホステージ」という2005年のブルース・ウィリス主演の映画。マフィアと人質立てこもり犯との狭間で追い込まれる刑事役をウィリスを熱演。流れるような導入部から無駄な説明のない抑揚のきいた演…

「スターシップ・トゥルーパーズ」

そういえば実はまだ見たことがなかった名作「スターシップ・トゥルーパーズ」を見た。おバカ映画だとは聞いていたし、確かにそういうルックスだったけど(一時間に10万人とか戦死するくらいなら、最初から白兵戦なんかしないでボンボン絨毯爆撃すればいいの…

「ピラニア」

2010年の「ピラニア」を見た…これはヒドい。 アメリカの片田舎で、地震により湖底の地割れから凶暴な魚(ピラニアというか古代魚?)が解き放たれる。折しもバカンスシーズン、フェスティバルを訪れ大はしゃぎする無軌道な若者たちが、次々と魚たちに襲われ…

「座頭市喧嘩太鼓」

勝新の「座頭市喧嘩太鼓」を見た。 座頭市シリーズ、ちゃんと見るのはこれが初めてだったけど…このキレはすごい。アクション、ペーソス、そして余情。いろいろ詰まって凝縮された約90分間であった。 「暗くなりゃこっちのもんだ馬鹿野郎!」 他の作品も見た…

「青い山脈」

吉永小百合主演の「青い山脈」を見た。彦根城のふもとにある木造校舎の高校が舞台の青春映画。 男尊女卑時代のセクハラ満載の映画だな。PTAの会議中もみんなタバコをスパスパ。「戦後十数年も経ってるんだから…」という台詞があった。琵琶湖に向かって「好き…

「エクスペンダブルズ」

いまさらながら「エクスペンダブルズ」見た。これはアガるわ。 スタローンとシュワルツェネッガーの掛け合いというかじゃれ合い。 シ「さっさと殺しとけばよかった」 ス「見ない間に締まったようだな」 シ「そっちは随分貫禄がついた」 ス「何が狙いだ」 シ…

「エアベンダー」

M・ナイト・シャマランの「エアベンダー」を見た。最近はすっかり「シャマラン作品」というだけで半笑いを誘うような存在となっている感があるが(それでも私は割と応援している)、中でも本作はラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)堂々の5部門受賞作らし…

「波濤を越える渡り鳥」

続いて見たのが、小林旭主演の「波濤を越える渡り鳥」という映画。香港からバンコクへと舞台を移し、宍戸錠演じる「ラオスの虎」らと日本軍の隠し物資を奪い合う冒険活劇。日活無国籍映画って初めて見たな。 バンコクの空港にギター1本を背負って下り立つ小…

「ポリスアカデミー」

正月なので録画して溜まったビデオを消化しようと思い、気楽なものから再生。 市長の方針により、性別身長年齢人種その他全てを問わない「ポリスアカデミー」が開校した。希望者はもれなく入学できると聞いて、続々と落ちこぼれ集団が集まってきた。鬼教官は…

「劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W」

三が日の朝イチの空いている回で、子どもらを連れて「イナズマイレブンvsダンボール戦機」という映画を見てきた。小学生くらいの男の子に人気の2大アニメの合作なのだが、どちらもこれまで一度も見たことなかったし興味も無かった。しかしこれが意外にも面白…

「DENGEKI」

昨夜に続いてまたもやセガール映画を見た。大体同じタイトルの「DENGEKI」という作品。沈黙シリーズのあとはローマ字シリーズだったんだな(それぞれのストーリーに関連はないけど)。 B級アクション映画に欠かせないラッパーのDMXも登場。黒人と高級車の取…

「ICHIGEKI」

スティーブン・セガール主演の「ICHIGEKI」という映画を見た。 孤児支援プログラム(?)で援助している少女イレーナが、人身売買組織に誘拐されたのを助けに行くというのがあらすじなのだが、主人公が傲慢でとても感情移入できたものではないところ、途中必…

「結婚記念日」

ウディ・アレンとベット・ミドラーの「結婚記念日」を見た。 ちゃんとした台詞のあるキャストはウディ・アレンとベット・ミドラーの2人だけ、舞台も基本的にはクリスマスのショッピングモールの中だけで話が進む。 2人の結婚記念日でもあるクリスマスを前に…

「銀座の恋の物語」

石原裕次郎主演、ジェリー藤尾と浅丘ルリ子共演の「銀座の恋の物語」を見た。 絵描きのたまご、目が出ない音楽家、記憶喪失で失われかかる恋…アメリカ映画でなんか見たことあるようなシチュエーション。ケーリー・グラントとデボラ・カーの「めぐり逢い」と…

「スペル」

サム・ライミの映画「スペル」見た。なんというか確信犯でホラー映画のパロディを真面目にやってる感じだった。 サム・ライミというと昨今ではすっかり「スパイダーマンシリーズの監督」として有名になっているけど、我々にとっては「死霊のはらわた」シリー…

「オブセッション 歪んだ愛の果て」

ビヨンセの出ている「オブセッション」というB級映画を見た。「午後のロードショー」でやっていたのを録画で。 ビヨンセの旦那が会社で頭のおかしい派遣社員につきまとわれる話。「赤ちゃんも生まれて新居に引っ越したばかりの幸せな私の家庭を邪魔しないで…

「エンド・オブ・デイズ」

シュワルツェネッガーの「エンド・オブ・デイズ」を見た。サタンの役を“ガブリエル”・バーンがやってるやつ。2000年問題とか懐かしい。 ニューヨークに住むクリスティン(Christin NY…つまりChrist in NYというダジャレ)という女性が母胎としてサタンに狙わ…

「悪名」

勝新太郎の人気シリーズの第一弾。 河内の血気盛んな若い衆らが、何かというとケンカに明け暮れる話なのだが、取っ組み合いの末 「参った…」「この喧嘩、水に流してくれ、これからはキレイに付き合いたいんや」とか、いっそすがすがしい。急に銃で撃ったり脇…

「まだまだあぶない刑事」

まだまだあぶない刑事 デラックス [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/04/21メディア: DVD購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (39件) を見る2005年の映画「まだまだあぶない刑事」(2005年)を見た。なんていうか…めちゃくちゃだった。 オ…

「ザ・レイド」

今日はつれあいが友人の結婚式に出ていて、義母が子どもを見ていてくれるので、夜に一人で映画を見に行くことにした。選んだ映画は、インドネシアのアクション映画「ザ・レイド」。 麻薬組織のアジトとなっているマンションに踏み込んだ特殊部隊が返り討ちに…

「幽幻道士」

続けて何故かいまさら「幽幻道士」を見た。こちらはテンテンが可愛い過ぎる。 テンテン役の子がその後どうなったかは、「シャドウ・リュウ」で検索を。なんと、ブログにはベビーキョンシー役の人の現在の姿も…! お互い年を取りました。 ちなみに「幽幻道士…

「泣かせるぜ」

泣かせるぜ [VHS]出版社/メーカー: 日活発売日: 2000/07/19メディア: VHSこの商品を含むブログ (1件) を見るいま何かとお兄さんが話題を振りまいている、石原裕次郎主演の日活映画「泣かせるぜ」を見た。 船員役の裕次郎は、なんか骨太でジャイアンみたいな…

「ニッポン無責任野郎」

クレージー・キャッツ出演、「無責任時代」に続くシリーズ第2弾の「無責任野郎」を見た。主人公の源等(みなもと・ひとし)を演じるのは、もちろん植木等。 前作の主人公(やはり植木等が演じ、本作でもエンディングに植木の二役で登場)の名前は「平均(た…