「ザ・レイド」

今日はつれあいが友人の結婚式に出ていて、義母が子どもを見ていてくれるので、夜に一人で映画を見に行くことにした。選んだ映画は、インドネシアのアクション映画「ザ・レイド」。
麻薬組織のアジトとなっているマンションに踏み込んだ特殊部隊が返り討ちに合い、住民が次々と襲い掛かってくる絶体絶命の状況で、主人公はおのれの肉体だけを頼りに仲間を助けボスを倒すべく突き進む…という、まるで格闘ゲームのような単純明快なシチュエーション。かなりの低予算で作られたそうで、ほとんどマンションの内部しか出てこず、屋外もマンション入口付近だけ…という徹底した舞台設定。
それでもショボく見せないどころか、男心をひたすら熱くさせる作品になっていたのは、演出の工夫とスタッフ・キャストの心意気の賜物なのだろう。