「ICHIGEKI」

スティーブン・セガール主演の「ICHIGEKI」という映画を見た。
孤児支援プログラム（？）で援助している少女イレーナが、人身売買組織に誘拐されたのを助けに行くというのがあらすじなのだが、主人公が傲慢でとても感情移入できたものではないところ、途中必ずヘンテコな日本趣味が出てくるところなど、安定のセガール映画。
セガールが泊まっているホテルを襲撃してきた組織の人間を窓際に押しやり、「誰の命令で襲った？」とさんざん問い詰めて、「時間切れ！」と窓から外へ突き落とす場面は大笑いしてしまった。しかもその後も普通にその部屋に泊まっていたようだが、また襲われるとか考えないのだろうか…。
あと敵に向かって「お前は娼婦と一緒だ　どういう意味かわかるか？　必ず最後に一発ぶち込まれるんだ」とか、ひどい台詞の連発。
挙句の果てに助けてあげた少女からは「あなた誰？」とか言われていた。確かに孤児支援プログラムでお金を出しているだけだから、イレーナ自身はこれまで一度も主人公に会ったことはなかったのだが…。