「青春のお通り」

1965年の吉永小百合の映画「青春のお通り」を見た。未ソフト化作品ということでビデオもDVDもない、それをCSで放送していたものを録画で。
当時宅地開発の進んでいた大阪の千里ニュータウンが舞台。どこまでも広がる造成地に突如として団地群が建ち並ぶ光景が現れて凄い。阪急電車も満員である(してみるとこの映画の舞台はいわゆる千里中央ではなく阪急千里線の沿線か)。
昔私が学生の頃に(ワンルームマンションで)住んでいた箕面のあたりの高級住宅街と思しき邸宅も登場。主人公の吉永小百合は、その一軒で家政婦のアルバイトをして「働く女性」を目指す。当時の庶民の憧れか。
吉永小百合浜田光夫の爽やかな恋愛を軸に話が進むのだが、途中の小百合さんの台詞が揮っていた。

「圭太くん(浜田の役名)、ベーゼ許したげる。早ぉ!」

ベーゼって…。