お通夜(つむじ風)

急にお通夜に行くことになったので、朝から黒のスーツ姿で出勤。まだ暑い。
曹洞宗のお通夜というのは初めて参列したが、なかなか興味深かった。式そのものというよりも、お経を上げにきたお坊さんが風変わりな方で、あとで聞いたところによると、大学時代から世界を放浪し、コロンビアでDJをやったりした後、いったんは日本に帰り商社だかのサラリーマン勤めもしたものの、インドでスピリチュアルに目覚め、35歳の時に妻子ある身で寺院の門を叩き修行して得度されたのだという。
そのお坊さんが、通夜説法で言っていたことで心に残ったのが「この世の出会いはすべてつむじ風のようなもの」という表現だった。仏典で何かそういうたとえがあるのかな?