『こちらマガーク探偵団』

マガーク少年探偵団!(1)こちらマガーク探偵団
小学校のとき夢中になってたのが懐かしくて図書館で借りたら、私より先に6歳の長男が読んでしまい、さらにシリーズを図書館で借りてきたので、いま続刊も含めて家に6冊置いてある状態。ズンチャチャ。
私が小学生の頃に読んでいたのは実はいったん絶版になっていたらしい。しかし多くの声が寄せられた結果、「マガーク少年探偵団!」とエクスクラメーションのついた新装版として8冊だけめでたく復刊されたらしい。今回図書館で借りてきたのはその新しいほう。
しかし、復刊版には裏表紙の「ダガジグダガジグブンチャッチャ」のマンガが再録されていないのだ。致命的!
マガークシリーズはアメリカの郊外都市が舞台で、かつての私はこの作品を通してアメリカの普通の少年少女たちの生活を垣間見たものだったが、作者のヒルディック氏はなんと英国人だったという事実。
ちなみにヒルディック氏は2001年死去、訳者の藤沢忠枝氏も同年死去、イラストの山口太一氏は2010年死去。もうこのトリオの復活は見られないのである。合掌。