「ウォッチメン」
公開から随分時間が経ってしまったが、ようやく見た。前評判どおり、これでもかというくらい原作グラフィックノベルに忠実なカット割で、先に原作を読んでいた私にはすんなり入ってきたのだけれど、これをいきなり見た人はどう思ったのだろう?
もともと原作が一コマ一コマの隅にまで情報(伏線・警句etc.)が詰め込まれていて情報過多気味なので、ついついじっくり見てしまう私のような読者は読み通すのに非常に時間がかかってしまった。その点映画は自動的・強制的に場面が流れていくので、むしろ良かったのかもしれない。
また、クライマックスであるオジマンディアスの陰謀の内容とその結果のあたりなどは、むしろ原作より焦点が整理されていて分りやすかったと思う。
WATCHMEN ウォッチメン(ケース付) (ShoPro Books)
- 作者: アラン・ムーア,デイブ・ギボンズ,石川裕人,秋友克也,沖恭一郎,海法紀光
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2009/02/28
- メディア: 単行本
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