ヘルシンキにお別れ

午前10時に、長らくお世話になったユースホステルをチェックアウト。写真はユースホステルの廊下にあった大きな鏡の前で最後に撮った、記念の一枚。


大きな荷物をヒーヒー言って引きずりながら、ヘルシンキ・ヴァンター空港へ。空港にあったキッズスペースで愛息を遊ばせる。おもちゃ類が雑然と並んでいた他に、おむつ替え用の台、ベビーベッド、水道、電子レンジ、子供用のトイレもあった。
おもちゃにご満悦の愛息。


現地時刻17時20分発の成田空港行きのフィンエアーで、日本へ。
この日は午後から猛烈な降雪に見舞われ、出発時刻になっても機体から除雪する作業があり、離陸が1時間ほど遅れた。

除雪作業中の飛行機の窓から。向こうに見えるのは、同時刻に飛び立った関西空港行きの便。


日本までのフライト時間は9時間15分。
隣の席には日本人の奥さんとスウェーデン人のご主人に、5歳、3歳、3ヶ月(!)の3人の子供たち…という一家が乗っていた。奥さんは育児休暇中で、3ヶ月間の休暇を取ったご主人とともに、5歳の娘さんが小学校に入る直前のこの時期を、みんなで日本のご実家で過ごすということだった。
3ヶ月の休暇というだけでも驚いたが、ご主人は奥さんと入れ替わりでこの8月から数ヶ月間の育児休暇を取る予定だとか。何というか、さすがスウェーデンは育児政策や男女同権が進んでいるな…という気がした。


飛行機の窓からは、シベリアの地平線から日が昇ってくるのが見えた。