シュガーのウェディング・ベル

女性3人組のバンド「シュガー」*1が81年に放ったデビュー曲にして大ヒット曲「ウェディング・ベル」。

ウェディングベル
からかわないでよ ウェディングベル
本気だったのよ ウェディングベル ウェディングベル


オルガンの音が静かに流れて (はじまる はじまる)
お嫁さんが私の横をすぎる (ドレスがきれい)
この人ね あなたの愛した人は (初めて見たわ)
私のほうがちょっときれいみたい (ずっとずっときれいみたい)
そうよ あなたと腕を組んで祭壇に 上がる夢を見ていた私を
なぜなの 教会の一番後ろの席に 
一人ぼっちで座らせておいて 二人の幸せ見せるなんて
一言 言ってもいいかな? くたばっちまえ!
アーメン


愛の誓いは耳をふさいでるの
指輪の交換は目を閉じてるの
神父さんの柔らかな通る声が
遠くに聞こえてふらつきそうだわ
そうよ あなたから指輪を受ける日を 鏡に向かい夢見ていたわ
素顔の自分に言ったの 「幸せよ」って
「お化粧する子は嫌い」だなんて あの優しい目はなんだったの
もいちど 言ってもいいかな? くたばっちまえ!
アーメン


祝福の拍手の輪に包まれて (私はしないの)
どんどんあなたが近付いてくるわ (私はここよ)
お嫁さんの目に喜びの涙 (きれいな涙)
悲しい涙にならなきゃいいけど (そうね ならなきゃいいけど)
そうよ もうすぐあなたは私を見つけ 無邪気に微笑んでみせるでしょう
そしたら こんなふうに言うのよ 「お久しぶりね
おめでとう とても素敵な人ね どうもありがとう招待状を」
私の お祝いの言葉よ くたばっちまえ!
アーメン

「昔付き合っていた男の結婚式に呼ばれた女の恨み節 in 修羅場」だとずっと思ってて、その心をおもんぱかって「私のほうがちょっときれいみたい」なんて歌詞で泣きそうになったりしてました。また、男のほうも男のほうだよ、デリカシーが無さ過ぎるぜ!って思ってたものです。
でも大人になってもう一度聴いてみると、どうも新郎に片思いしていた女の人の話みたいですね。そうすると全然意味が違ってきます。鏡に向かって「幸せよ」とか、上記の歌詞の括弧とじ( )の部分とか、脳内妄想も甚だしくてちょっと怖いです。



いつかオリジナルメンバーが歌っているところが見てみたいなあ、と思ってたら、メンバーの1人はもう亡くなられているそうです。。

*1:このバンドがはてなキーワードになっていることが謎。キーワードによると、今は韓国の人気アイドルユニットで「Sugar」というのがあるそうなので、ぜひカバーして逆輸入して欲しいものです。…が、彼女らの年齢的にまだ厳しいかな。メンバーに一人だけ鳥取出身のアユミちゃんがいたりして、これはこれで謎のグループだな(笑)。