社長・島耕作

今日発売の「モーニング」誌で、取締役島耕作が「社長になってくれ」というオファーに「わかりました」と答えていた。つまり島耕作が60歳にしてついに企業の頂点に上り詰めたわけだ。
私が小学生くらいの頃から連載が始まり、高校の頃から読み始めた『課長島耕作』。私はサラリーマン生活に大事なことは、すべて「シマコー」シリーズで学んだと言っても過言ではない。
派閥争いは怖いけど一匹狼も辛いとか、困ったときには女性が助けてくれるので女性にはいつも優しくしておこうとか、左遷されても必ずそこでいいことが起こるとか、据え膳は戸惑いながらもきっちりいただいておこうとか、東京タワーの灯は午前零時に消えるとか、ワインを冷やしたいときは濡れた新聞紙にくるんで走行中の車の窓から出しておけば気化熱で冷えるとか。全部ろくでもないことばかりだけど。
そのシマコーがついに社長か…。いやー、実に感慨深い。