煎茶の会

昨日のお稽古の折、先生から「土曜日の朝にお煎茶のお茶会があるから」と誘われ、何も分からない身ではあったものの、後学のために参加させてもらった。
先生や先輩にくっついて、見よう見真似で。露地を通って茶室に入るところから。
まだ初心者すぎて全然ピンとこなかったが、主客と亭主のやり取りが面白かった。部屋のしつらえや飾り付けについて尋ねたり、季節の話をしたり。

  • 露地の飛び石に水が打ってある。露地に植わっている花は茶室には飾らない。
  • 蹲(つくばい)での手の清め方。
  • お菓子とお煎茶をいただく。これは先生や上客の皆さんの完全な真似で。本日は淹茶でハスの花びらを入れていただく「蓮手前」だった。茶碗に挿し入れられた鮮やかな赤紫色の花弁がとてもきれい。蓮の香りを楽しむため、床に飾られた高麗獅子の香炉(迎え香炉)にお香は焚かれていなかった。
  • 煎茶のお花は水盤に石を入れたりして山水を表す華やかなもの。