上京物語

愛息を義母に預け、昼の便で鳥取から羽田へ。東京は雨模様。
上京の目的だったとある会合が始まるまでのわずかの時間で、銀座の百貨店をはしご。茶道具を揃える。もっと品数があるかと思ったのに、全然少なかった。お茶をやってる人ってもっと多いと思ってたのに…。みんな専門店で買うのかな?
ついでに銀座の教文館で茶道の本を物色。ここは素敵なカバーをかけてくれるので、行くと何かしら本を買う。


会合の会場方面に移動。時間調整のために寄ったスタバで「霞ヶ関スペシャル」と銘打たれた「あずきクリームフラペチーノ」を、「本日が最後です」の言葉につられて購入。

注文を受けた店員さんたちが言う「グッチョイ(good choice)!」の掛け声にやや苛立つ。


会合。某誌の編集長をウン十年間勤め上げた方の退職祝い。さすがに鳥取から来た私が一番遠来かな…と思っていたら、広島やロンドン(!)から駆けつけていた人もいた。まだまだ甘かった。
うちの会社の人間はもとより、出版、演劇、落語などさまざまなジャンルのお歴々が集まっていて、私あたりは隅のほうで隠れて立食のお蕎麦をすすっていた。御大の顔の広さ、人望の厚さがうかがえる良い会だった。Fさん、長い間お疲れ様でした。
来賓で、つい最近私が読んだ本の著者(故人)の奥様がいらしていた。


会がお開きになった後、若手だけで飲みなおそうと、タクシーに分乗して六本木に移動。待ち合わせ場所にしたテレビ朝日横のスタバで、デビッド・リンチの新作「インランド・エンパイア」の宣伝を大々的にやっていた。

これ、すごく見たいんだよな〜。都会に住んでいない私は、DVDが出るのを待つしかないんだけど。3匹のウサギの部屋とか、ミヒャエル・ゾーヴァの絵みたいですごくシュールだ。これまでリンチ作品で多用されていた小人とか老人とかからウサギになって、何が変わったのか/変わってないのか?
リンチマニアの私は、作品に関する薀蓄が読みたいのでプログラムが欲しくてしょうがない。ここのツタヤで前売り券とプレスシートのセットを2,000円で売ってたけど、ロードショーを見るアテもないのにチケットを買うのが馬鹿らしくて、さすがに購入を踏みとどまった。
どなたか恵比寿ガーデンシネマまで見に行って、プログラムとコラボTシャツ*1を買ってきてくれませんか? 実費は払うので…。


六本木でだらだらと2時近くまで。

*1:1万3,000円くらいするらしいけど。Mサイズで何色でもいいですよ…。