ハイドロプレーンとの戦い

明日の仕事始めに備え、約10日後に引っ越してくる予定の妻子を置いて、本日未明に私一人で車に乗り込み鳥取を出発。
8時間かけて新たな勤務先のある新潟に移動し、積んできた当座の荷物を下ろした後、取るものも取りあえず新潟駅へ。Uターンラッシュで混雑する上越新幹線に飛び乗り、明日仕事上の用事のある東京まで。六本木に投宿。
今日の移動距離は車路と鉄路をあわせて1000キロを軽く越えた。




福知山市夜久野(やくの)あたりで、燃えるような夜明けに迎えられた。
今回の移動は夏に佐渡に行ったときとは違って、鳥取から国道9号と舞鶴若狭自動車道を使って日本海側を兵庫、京都、福井と東上し、敦賀ICから北陸自動車道に乗って石川、富山、新潟へ抜けるルートを取った。山陽道を回るとUターンラッシュに巻き込まれると思ったので。

北陸自動車道福井県から石川県に入ってすぐ、手取川を渡るときに見えてくる名物巨大看板「美川県一の町」。ここは旧美川町(現在は周辺の市町と合併して白山市に)の入り口で、もちろん「美川憲一」と「県で一番(何が?)」をかけた低俗なキャッチフレーズである。

道中はおおむね晴れていて暑いくらいだったが、福井県若狭のあたりと、新潟に入ってすぐのところでは降雪に見舞われて往生した。
雪そのものにも参ったが、道路を水浸しにする融雪装置のせいで、何度もハイドロプレーニング現象にハンドルを取られ、少なくとも2回はスリップして死ぬ思いをした。

ようやく辿り着いた新潟の、東北電力ビッグスワンスタジアム
この後すぐ東京に向かった。