市役所と市立図書館

鳥取市役所駅庁舎に行って住民票を出してもらった。
鳥取駅のすぐ南側にあるこの駅南庁舎は、数年前に破綻したダイエーの建物を市が譲り受け(買取り?)、そのまま庁舎として使っている。1階が市役所、2階が市立図書館、そして3階より上が立体駐車場となっていて、スーパーだった頃の構造がそのまま利用されている、なかなか珍しい庁舎。

フロア全体の雰囲気も明るく(もともとダイエーの売り場だったから当たり前か)、窓口の職員の応対も親切で感じがいい。私が転出してきた、東京都下の某市の市役所とは大違いだ。


住民票をもらったついでに、2階の市立図書館に寄って、私の貸出カードを作ってもらった。作ってもらう間にぶらぶらと本棚を見ていて、気になった2冊を早速借りてみた。


ペルソナ―三島由紀夫伝 (文春文庫)

ペルソナ―三島由紀夫伝 (文春文庫)

猪瀬直樹による三島由紀夫の評伝。冒頭をパラパラめくって見たら、三島の祖父が「平民宰相」こと原敬によって登用された官僚だったことなどが書かれており、興味を覚えた。この人の書く文章は若干回りくどいところがあるのだが(多分膨大な調査に基づいているためだろう)、我慢して読んでみよう。


官能小説用語表現辞典

官能小説用語表現辞典

これは前々から気になっていたけど、買うのもバカらしいと思っていた一冊。官能小説(いわゆるエロ小説)に出てくる、男性器やら女性器やらの比喩表現を、用例とともにえんえんと列記した本。読むというか眺めているだけで心が豊かになる(?)。
その一部でもここに書いてみたいのだが、公序良俗に反するのではないかなあ…。