京都:宇一朗

御池通りから麩屋町通りをちょっと北に入ったところにある、へぎ蕎麦・越前蕎麦をメインにさまざまな蕎麦を出すお店、宇一朗さん。
以前このあたりを散策していたときに発見し、いつか行こうと思っていたお店だった。

この「いかにも」なたたずまい。お店の入り口に出してあるお品書きを見たところ、さまざまな酒肴が取り揃えてある。


「子供連れですがいいですか?」と訪ねたところ、快く呼び入れてくれたばかりでなく、「こちらの方がいいでしょう」と、わざわざお座敷に通してくれた。

縁側でくつろぐ愛息とつれあい。お座敷の床の間には西陣織の着物が飾られていた。



酒肴の定番、焼き味噌。真っ黒に見えたのには驚いたが、焦げているのではなくて、そういう味噌だった。

焼き味噌と、このお店のおすすめだという納豆をアテに、焼酎のロックをグイとやり、〆はもり蕎麦を。角が立っているのにモチモチとした噛みごたえの蕎麦。これはこれまでに食べたことのないお蕎麦でした。へぎ蕎麦が名物というくらいだから、海藻を練りこんであるのかな…??


この雰囲気、この品揃え、そしてリーズナブルなお値段(東京なら1.5倍は取られるだろう)。相当気に入りました。