「大阪で生まれた男」/BORO

大阪で生まれた男
ご存知BOROさんの「大阪で生まれた女」の替え歌。2003年の阪神優勝の年に、自身も(当然)タイガースファンであるBORO氏が感極まって(?)作った曲。球団も公認だったとか。
阪神タイガースファンの悲哀がこもった一曲。

騒ぎ疲れた 甲子園の帰り
「これで今年も終わりかな」とつぶやいて
からんだツタを眺めながら 背中を向けたら 泣けてきた
大阪で生まれた男やさかい 大阪のチーム よう捨てん
大阪で生まれた男やさかい 東京へは ようついていかん
騒ぎ疲れた 甲子園の帰り
電信柱に染み付いた夜


たどり着いたら 一人の部屋
裸電球をつけたけど また消して
あいつの顔を 思い出しながら 終わりかなと思ったら 泣けてきた
大阪で生まれた男やさかい 阪神を見て育ち
大阪で生まれた男やさかい 阪神についていこうと決めた
たどり着いたら 一人の部屋
青春に心を震わせた部屋


大阪で生まれた男が今日 待ちくたびれた酒をあおる
大阪は今日は活気にあふれ またどこからか人が来る
振り返るとここは 勝利の街
青春のかけらを重ねた街

2題目と3題目の間奏部分が、ちょうどラッキーセブンという設定になっていて、「ピュルルルル…」とジェット風船が飛ぶ音が流れます。
さらに3題目のあとで同じ効果音が流れ、「ご覧のように、タイガースが勝ちました」というウグイス嬢のアナウンスが。


悲哀がこもった曲なんだけど、なぜか曲調はレゲエ。
この歌と、三木道三の「Lifetime Respect」をミックスしてつなげたら、大阪コテコテレゲエの最強曲ができるという説も、あるとかないとか。それか「Trakichi Respect」とかを作ればいいのか。