とりあえず…

…先行予約に申し込んでおきました。
ユニコーンツアー2009 蘇える勤労
このツアータイトルはもちろん、大藪春彦の人気ハードボイルド小説で、後に松田優作主演で映画化もされた「蘇える金狼」のパロディ。

蘇える金狼 [DVD]

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しかしこの「勤労」にかけられた意味は割と大きいと感じる。メンバー自身が「再結成して久々に働くぞ」という意味もあるのだろうが、そもそもユニコーンの(とくに中期以降の)歌にはサラリーマンの悲哀を歌ったものが多いのだ。
「働く男」なんてタイトルからしてそのものだし、「大迷惑」はマイホームを建てた瞬間に上司に突然単身赴任を命じられる平社員の、「ヒゲとボイン」はボイン=プライベートの充実かヒゲ=出世か(あるいは両方か)選択を迫られる男の話。「CSA」という曲に至っては、当時ユニコーンのマネージャーをしていた人の名詞を読み上げるだけ。
多分メンバーの誰もサラリーマン生活を送ったことがないはずなのに、しかも当時のユニコーンのファンの主流は中高生だったはずなのに、何故こんな歌詞ばかりだったのか実に不思議だ*1


そんな中で私がライブで一番聴きたいのは、「働かない」ことを歌った曲「開店休業」だな。

*1:…というかユニコーンの曲は、サラリーマンの話と同性愛の話が半分以上(当社比)なのだ。