第4巻
「のび太のおばあちゃんモノ」が初めて出てくる巻です。
おばあちゃんっ子だったのび太は、「そうだ、タイムマシンで会いに行けばいいんだ!」と自分が3つだった頃に行ってみます。
いきなり小学生ののび太が出てきてビックリされるかと思いきや、おばあちゃんはちゃんとのび太のことを判別するんですよね…。
第4巻で出てきた道具
ベスト・ファッション賞 ジャイアン&スネ夫
3歳の頃の2人。このころからのび太をいじめていた模様。しかしこのジャイアンの服、子供服にしても程があるだろ…。鼻水も垂れすぎ!
(「おばあちゃんのおもいで」より)
ベスト・オノマトペ賞 「ポンポポポンのスッポンポン」
顔を変える「モンタージュバケツ」を入手した指名手配犯が、「これで人相を変えられる」とご機嫌で機械を操作。軽快ですね。
(「お客の顔を組み立てよう」より)
問題発言賞 のび太の叔父さん
ある日突然遊びに来たのび助の弟は、「外国製の最高級品」のゴルフクラブセットを自慢し、あまつさえ新車も見せびらかします。「どうしたんだ安月給のくせに」と尋ねられると、「月ぷだよ、もちろん。支払いはこれからさ。」とうそぶいた後、上のように発言するのです。
幼い頃、これを読んで初めて「月給」や「月ぷ(月賦)」という言葉と仕組みを覚えたものです。以来、ローンは悪だと思い込んでました。
(「してない貯金を使う法」より)
第4巻の「気になるアイツ」
この左端にいる男の子、初期のドラえもんにチョコチョコ出てくるんだけど、名前がないんですよね。のび太のイヤミな友人、ということで立ち位置的には完全にスネ夫の役回り。しかも彼が出てくる回にはスネ夫は決して出てこない。
髪型の違うスネ夫かとも思いましたが、それにしてはメガネをかけてるのが不自然。
彼はいったい何者なんでしょうか?
(「海底ハイキング」より)
のび太の近所に住むおてんば娘「ガン子」ちゃん(画像・右)は、初期のドラえもんでは準レギュラー。左にいるのはジャイ子ですが、後の「クリスチーネ剛田」女史も、この頃はまだ幼児語。
(「のろいのカメラ」より)