新潟:プリヴィエット

今日から北京五輪が開幕した。
通常なら中華料理でも食べて五輪気分を盛り上げるところだが、今夜は新潟駅の南口にあるロシア料理のお店「プリヴィエット」で会社の後輩たちと会食をした。このお店は看板もロシア語で書かれているのだが、プリヴィエットとはロシア語で「こんにちは」という意味のくだけた言葉だそうだ。
新潟は港からも空港からもロシア行きの便が出ており、環日本海交流の拠点として昔からロシアとの交流が深い。お店のある「けやき通り」付近にはちょっと前までロシア領事館があった(現在は港の近くに移転)。それもあって、本格的ロシア料理が食べられるのかな…と期待して行ったのだが、メニューを見るといい意味で初心者向けというか、いわゆる「洋食レストラン」のような料理がメイン。ボルシチピロシキなどおなじみの料理は当然取り揃えてあったが、聞いたこともないような料理というのはあまりなかった。
そんなわけで好奇心は満たされなかったが、安定した味の料理が落ち着いたフロア係の方により饗され、割と贅沢な区分を味わえた。
ただロシアビール「バルティカ」というのは今回初めて飲んだ。No.6が黒ビール、No.3がラガー、そしてNo.0がノンアルコール…と、味によって異なるナンバーが振られているのが面白かった。
それと、ロシアと言えば忘れてはならないウオツカ。興味津々の私には「飲み比べてみますか?」と濃い目のウオツカ2種類(日本で流通しているタイプと現地のみで流通しているタイプ)が出された。現地タイプのほうが薬草臭さが薄くて美味しかった。また、女性の後輩にはクランベリー割りがショットグラスで出された。こんな飲み方もあるのか。

家で待っているつれあい(と愛息)のためにお土産のピロシキを注文したところ、かわいい化粧箱に入れて渡された。