新潟:新潟ふるまち燈里屋(あかりや)

某取引先の皆さんのお誘いで、古町の東堀通りにある「燈里屋」というお店へ。
古町は、新潟が港都として栄えた往時には、一面に堀が巡らされた色町だったそうだ。北前船をはじめとする商船が港に入ると、男どもが大挙して小舟で遊郭に乗りつけたのだろう。
今では堀も埋められて普通の繁華街となった古町だが、一本路地を入るとかつての面影がまだ残っている。東堀通りもそういったたたずまいの路地で、京都の先斗町をコンパクトにした感じの雰囲気。
この燈里屋さんもまさにその系統の落ち着いてこざっぱりした和風のしつらえの店で、美味しい和食を肴に、八海山や〆張鶴など新潟の地酒を心行くまで楽しんだ。
ほろ酔い加減で店を出ると、周辺にも興味を引かれる老舗のバーや料理屋が散見された。今後いろいろ開拓していこう。


今日交わした会話で心に残ったこと。

  • 先方の偉い方がその昔パリへ取材に行った折、モンマルトルのキャバレーでぼったくりに会ったらしい。その話を聞いて「私に事前に言ってくれれば間違いのないお店を紹介したのに」と笑った現地通訳の女性は、歌手の小野リサさんの実の姉だったそうだ。
  • 新潟の女性は情が深く美人が多いので、単身赴任で来て人生を狂わせるサラリーマンが跡を絶たないとか。うちの会社にもかつて…。
  • 新潟の隠れた名産、「ルレクチェ」について。