門司港:まんねん亀

仕事の先輩たちに誘われて、門司港レトロ近くのふぐ料理屋「まんねん亀」へ。昭和の香りが漂う飲食店街の一角にあり、まさにレトロな雰囲気の店構え。

品書きを見ていて「白子酒・時価」というのが気になり、仲居さんに「いまおいくら?」と尋ねてみると「5,000円です」と言われて仰天した。
ただしよくよく聞いてみると、よくある熱燗用の錫ちろりに一合ほど入って出てくるという。それならみんなで一口づつくらいは飲めるかな、ということで物は試しで頼んでみた。

熱燗にした日本酒に白子を入れてかき混ぜたもの。「他の店ではここまで濃いのは出さない」と仲居さんが自慢していたが、ドロッと濃厚な飲み口はちょっと甘酒のようでもあり、これは贅沢な飲み方。
…ただまあ、それならそれで日本酒と白子を別々にちびちびやりたい気もしたが、それは言わぬが花。