「The Hills」と「3D立体革命」

12月1日からBSデジタル放送に、「BS11デジタル」と「TwellV(トゥエルビ)」の2つのチャンネルが新たに加わった。


TwellVのほうでは、MTVのプログラムをいくつか無料で放送するということで期待していたのだが、なかでも見たいと思っていたのが、今日から放送が始まった「The Hills」というドラマ。
今年の春にフィンランドへ行ったとき、現地のMTVで「Laguna Beach」という高校生のドラマをやっていた。リアリティ番組風のドラマで、アメリカのティーンたちの無軌道ぶりが面白くてなんとなくずーっと見ていたら、向こうに滞在中に最終回を迎えてしまった。
「The Hills」はその「Laguna Beach」最終回でビーチから引っ越していった主人公ローレンが、ハリウッドの学校に通う大学生として登場し、ファッション誌のインターンをしながら色恋だの仕事だのドタバタ活躍するリアリティ・ドラマだという。相も変らぬ主人公たちの無軌道おバカぶりが楽しい。
こちらのページでその初回と第2回のムービーがまるまる見られるので、興味のある方はどうぞ。
http://www.mtvjapan.com/tv/program/rg_hills.html


BS11デジタルの番組で凄いと思ったのは、「3D立体革命」という番組。
ぶっちゃけて言うと立体映像を普及させようという業界団体の仕込み番組なのだが、「平面で立体が見られる映像技術の革命!」とか大風呂敷を広げておきながら、流れる立体映像は水着姿のギャルが無意味に踊るだけ…というもの。
ちなみに専用のテレビ以外の普通のテレビでこの「立体映像」を見ると、2分割された意味不明な画面になってしまう。ちょっと前に流行った「目がよくなる!」とかいう触れ込みの立体映像の本みたいな。より目にして像を結んでみたけど、別に水着の胸が立体的に見えたりはしなかった。