マリア・テレジア

NHKBSハイビジョンで三夜連続でやっていたハプスブルク家の特集番組を、興味深く見た。
狭い地域に国が乱立していたヨーロッパで、多くの国に勢力を広げていたハプスブルク家。かつてはベルギーも支配していたハプスブルク家について、「彼らはベルギー人と言えるかな? まあ言ってもいいかもね。」といったベルギー人のコメントが印象的だった。


そんなハプスブルクの一族で、最高の権力を握った女性、マリア・テレジアマリー・アントワネットの母親としても有名だが、彼女はハプスブルク家きっての乗馬の名人だったそうだ。自らの戴冠を「スペクタクルに」演出するため、乗馬の訓練を積んだとか。

若いときのマリア・テレジアの肖像画。これは初めて見た。

マリア・テレジアはウィーンの王宮を改修して階段の段差を低くし、彼女が騎乗したまま会議室に登場できるようにしたそうだ。彼女が乗馬の訓練をした場所は今もウィーンに残っており、週に一度、軍隊風の騎乗を供覧しているという。

空中にジャンプして後ろ脚を蹴り上げる技。


ちなみにこちらは我が家のライダー。