ヘルシンキ:Omena Puu

今日は昼食を珍しく外の店でとった。フィンランドに来てちゃんとしたレストランに入ったのは、これが初めて。やはり子連れのハードルは高い。
行ったのはヘルシンキ駅のすぐ近くにある「オメナ・プー」というお店。某トラベルガイドに「フィンランド料理も食べられて子供の遊び場も店内にあるファミリーレストラン」と書いてあったので、それを頼りに。
実際に行ってみるとやや大衆寄りの洋風レストランといった感じで、日本のファミレス風ではもちろんなかった。くだんのお子様コーナーは、店の一区画を仕切っておもちゃを置いただけで、予想していたよりは狭かったし、ある程度自分で遊べるくらいの年齢のお子様向けという感じだった。なので結局利用はせず。


私が頼んだのは、トナカイ(Reindeer)のグリル。ソースは赤ワインベースでベリーがまぶされていた。付け合せはポテトと、フィンランド名物の焼きチーズ。

事前にいろんな人から聞いていたほど肉が硬くなくて、結構美味しかった。
それと焼きチーズ、これが相当気に入った。モッツァレラのようなシコシコとした歯触りで淡白な味のチーズを、両面に焦げ目がつく程度に焼いたものなのだが、口に入れて噛んだ瞬間に「焼きイカ?」と思わせておいて、後からほのかに広がるチーズの風味。これは美味かった。


つれあいが頼んだのはサーモンのグリル。付け合せのマッシュポテト(皿奥の薄緑に波模様の物体)の量が半端じゃなかった。

これほど肉厚のサーモンは、日本ではなかなか見ない。