庭園とブリュワリー・五十嵐邸
お昼にとある蕎麦屋さんへ行こうと家族で出かけたのはいいが、お店に着いてみるとなんと休業日。
しょうがないのであてもなくさらに車を走らせていて、「パスタ&ピザの店と地ビールのブリュワリー」という看板を発見した。案内を頼りに行ってみると、かつての豪農の屋敷を改造したブリュワリーとレストランがそこにあった。
関川村の渡邉邸*1、北方文化博物館の伊藤邸*2に続き、今度は阿賀野市の五十嵐邸。農地解放前の新潟には、このクラスの豪農がゴロゴロいたのだなあ。
お腹が空いていたので、とりあえずレストラン「スワンレイク」へ。すぐ近くにある、白鳥の飛来で有名な瓢湖(ひょうこ)という湖にちなんだ命名だろう。
たっぷりのチーズと新潟もち豚ベーコンを使用したビスマルクピザ(半熟卵が乗っかってるピザ)。これは愛息にも好評だった。
デザートのクランベリーケーキに舌鼓を打つ愛息。カトラリーを持つ手がいつも左なのが若干気になるところ。
お腹もくちくなったところで、旧五十嵐邸を利用した料亭「五十嵐邸ガーデン」を見学。
入り口を眺めていたら、「食事をされない方でもどうぞ」と親切に中へ呼び入れてくれた。
館内には和室の大広間からバー様式の洋室まで異なったタイプの個室があって、そこで季節の料理が堪能できる。
帰りにここのブリュワリーで作られた、数々のコンペティションで金賞を受賞している地ビール「スワンレイクビール」を買って帰った。エール風からブラウン、ホワイト、そしてブラックビールと各種揃っていて、家で飲んでみたけどこれがなかなかの美味(ただしお値段は結構張ります)。
園内で会った従業員が皆さん本当に親切で、とても気持ちよく回ることができた。こんな周りに何も無いところで、これだけの施設を構えてよくやっていけるな〜と最初は思ったが、これはリピーターがつくホスピタリティとクオリティだ。
また来よう。