ブルース&ロック(blues'n'rock)

日本時間の今日午後1時発走で行われたオーストラリアのG1メルボルンカップ(芝・3200m)を見ていたら、なんと! 日本から遠征していたデルタブルース(鞍上岩田康誠)とポップロック(鞍上ダミアン・オリヴァー)がワンツーフィニッシュの快挙を達成!

Emirates Melbourne Cup 2006 - youtube
http://www.youtube.com/watch?v=V3mJwPa1kq4

デルタブルースが好スタートを決め、そのまま先頭から番手あたりでレースを進める一方で、ポップロックは中団外目に待機。かなりのスローペースのまま最後の直線を迎え、スーッとデルタブルースが先頭に立つと、猛然と追い込んできたポップロックが馬体をこれに併せてきて、最後は3着以下を引き離して2頭の叩き合いとなり、僅差でデルタブルースが先着した。
ポップロックのオリヴァーが、割と強引にゴリゴリ内に押圧していたのを、岩田も負けじと外に跳ね返していたのが見所だった*1


オーストラリア最大のレースで日本馬がワンツー…というのは、豪州のファンにとっては面白くないことかもしれないが、これで逆に日本の競馬にも積極的に遠征してきてもらったりして*2、お互いに競馬が盛り上がればいいと思う。


さてこの2頭がそろって12月24日に中山競馬場で行われる有馬記念に出てきて、そこにジャパンカップで好成績を挙げた上でディープインパクトハーツクライが出走して、さらにカワカミプリンセスが今週のエリザベス女王杯を勝って無敗のまま参戦してきたりすると、これは競馬好きにとっては相当ステキなクリスマスプレゼントになると思うのだが…。
競馬は何が起こるかわからないので、まあ心の中で密かにサンタさんにお願いしておくことにしよう。

*1:一昨年現地でレースを見たときも思ったが、馬群を上空から見下ろす角度のカメラ映像が非常にわかりやすい。ヘリコプターで撮ってるのかな? 日本でもぜひ導入して欲しい。

*2:空路(貨物便)の直行便が無いなど物理的な支障もあるようだが…