「アナコンダ」

アナコンダ<Hi-Bit Edition> [DVD]
夜テレビでやっていた「アナコンダ」をダラダラと見てしまった。
ジェニファー・ロペスの髪型がやぼったくて、最初誰だかわからなかった。ひっつめに髪を束ねたときはキレイだと思ったんだけど。溶けたジョン・ボイトに拍手。


「なんで面白く(怖く)ないのだろう」と考えながらこの映画を見ていて、多分アナコンダが小さすぎるからだろうという結論に至った。出てくる場面によって大きさが微妙に違っていたが、まあ20メートルの大きさだったか。長いんだけど細いから、迫力がない。
そんなもんじゃなくて、いっそ口を開けたときの直径だけで人の背丈の倍くらいあればよかったのに。…主人公たちがジャングルで木をなぎ倒したような不思議な道を発見、たどっていくと脱皮した皮が落ちていて、その大きさだけで大騒ぎ…みたいな感じで。


…という話を考えていて思いついたのだが、「ヤマタノオロチ」の神話を日本で映画化してくれないだろうか? オロチは巨大すぎて、闇夜の中で出てくるときは常にその一部しか見えないのだけど、いよいよ森の中から全貌を現したときの迫力…。つーか最後は酒に酔っぱらって寝ている間に退治されちゃうんだけど。
テイストとしては「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの感じで。シリアスに。


そうなればいっそ「古事記」全部を3部作くらいで映画化して欲しいな。八百万の神…っていうくらいだから、オールスターキャストで。
第1部はいざなぎ、いざなみの国造りから天岩戸の話まで、第2部のメインは天孫降臨ヤマタノオロチとか因幡の白兎の話はここ)、第3部はヤマトタケルの話でエンディング。
映画業界の皆さん、どうですか? (別にNHK大河ドラマで1年かけてやってもらってもいいけど)


…という話をつれあいにしたら、「皇族の先祖が出てくる話だから、いろいろ難しいんじゃない?」と一蹴されてしまった。それももっともだと思った。