UFO報告書

【ロンドン7日共同】英国防省が未確認飛行物体(UFO)に関する本格的な科学的研究調査を行い、空飛ぶ円盤が存在する証拠はないと結論付けた報告書を2000年に作成していたことが7日分かった。
 400ページに及ぶ報告書はこのほど機密指定が解除され、情報公開法に基づき同省のUFO関連文書を請求していた大学研究者に公開された。国防省は今月15日から、報告書を同省のウェブサイトでも公開する。
 英BBC放送によると、研究は英国内のUFOの目撃情報を4年間かけて検証。空中に現れる異常は、大気現象やその電磁的影響によるものが大きいと指摘し「自然現象以外の、何者かにコントロールされていると思われるものはなかった」と述べ「宇宙人」などの関与を否定した。
共同通信

昨夜のNHKニュースでも取り上げられていました。
その際、現地の反応リポートで、とあるオッサンが「UFOはいないだって? 政府は何か秘密を隠しているんだ。これはそれを隠すための、政府による撹乱工作だよ。」とか言ってるのが笑えました。


結局なんだかわからないから「UFO」なのであって、それが何者かにコントロールされている必要性はまったく無い、というのは正論だと思いますね。「オッカムの剃刀」を持ち出すでもなく。
ただこの調査が、具体的にどのようになされたものなのかには興味を覚えます。


【参考】
[本]『UFOとポストモダン』
[本]『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由』