「ハウルの動く城」

見てきました。なんかイマイチよく分からなかったんですけど、これは私の心が曇っているからなのでしょうか??
ハウルの心の弱さとかが何に由来するのかあまり語られていないので(孤独な少年時代とか?)、ハウルのキャラクターに感情移入できないのです。
そうするとソフィーが何故ハウルに惹かれるのかとか(まあカッコイイ魔法使いだから?)、何故必死になって救おうとするのか、その辺の必然性が感じられなくなってくるのです。
んで、最後は「この無意味な戦争をやめましょう」とか言ってアッサリ解決。
宮崎さんの最近の作品って、問題提起やメッセージは明確なんだけど、問題解決の手段の提示が曖昧だと思いませんか? 本当に邪悪な存在というのも、あまり描かれないし。
あと…やっぱり倍賞美津子さんが少女を…っていうのは…違和感がありました(苦笑)。