防災

一昨年(かな?)に消防法が変わって、ある程度以上の規模を持つオフィスについては、防災対策を講じて所轄の消防に報告する義務が生じるようになった。報告も「やってます」とかそういうのではなく、しかるべき資格をもった民間の調査会社による点検を受けて、その報告書を提出しなければならないのだ。
防災対策というのは主に地震を想定したもので、ようはグラグラッと来たときにちゃんと避難経路が確保されるよう、ロッカーやキャビネットの耐震対策がなされているかとか、高いところに重量物を置いていないかとか、そういうことらしい。
…と書いておきながら、実はあまり詳しいことは理解していないのだが、とにかくそういう話になり、今日、うちのオフィスがその点検を受検した。
点検業者さんといろいろお話をしている中で、どのくらいの高さのところに物を置いていけないのかとか、どこまでの耐震対策をしなければならないのかとか、そういう細かいところは、「実は消防のほうできちんと決まっているわけではない」ということが判明した。正直言って担当者によってバラバラだそうだ。
点検を受けるのだってタダじゃないし、結構な時間も労力も割くのに、そういう適当な感じでは困るな〜。典型的な「笛吹けども…」のパターンで、しかも吹いた本人も動きが悪い、という印象。