中華街の夜

横浜での仕事も一区切り。お疲れ様でしたということで、仕事の関連の人たちと中華街で打ち上げを。
行ったお店は「上海料理」を標榜しながら、出てきたコース料理は北京ダックから海老チリ、果ては杏仁豆腐まで、いわゆる「日本人が喜ぶ中華料理」が節操なく並んだものだった。美味しかったけど。
お店を出てから、その辺のお土産店でXO醤の大瓶を買って帰る。


そういえば昼間街なかを歩いていて、電信柱にこんなポスターが貼ってあるのを見かけた。

中学生の頃(だったと思う)、この監督(渡辺文樹)の「ザザンボ」という作品のポスターが、やはりこんな感じの手書き札付きでベタベタと貼られていたのを思い出した。
ちなみに後でちょっと調べたら、まさにこの横浜市開港記念会館での公演が、会館側から差し止めをくらったそうで、渡辺監督が会館の管理者である横浜市中区に対し上映中止の取り消しを求めて横浜地裁に提訴したところだったようだ。

 訴えによると、中区は9月、10月中旬の2日間の会館使用を許可したが、10月1日付で「過去に(使用を許可した際に渡辺氏が)会場や周辺の管理ができていない状況があり、指導に従わない恐れがある」として取り消した。
 渡辺氏は1990年度の日本映画監督協会新人奨励賞を北野武監督とともに受賞し、天皇暗殺をテーマにした作品も発表。「天皇制のあり方について問題を提起する場を閉ざすことになる。『表現の自由』を侵害する違法な処分」と主張している。
 中区は「過去にポスターを電柱に無断で張ったことがあり、市の条例の取り消し理由に当たると判断した」と説明している。
「天皇伝説」上映拒否で提訴 監督が横浜市中区を - 47NEWS(よんななニュース)