「フレディVSジェイソン」

暇だったのでこんなDVDを見てしまった。

フレディ（from「エルム街の悪夢」）は、子供たちの恐怖心によって力を得るため、忘れ去られてしまうと存在できなくなる。そのため、ジェイソン（from「13日の金曜日」）を蘇らせ、ティーンエイジャーに恐怖心を植えつけることで、再び暗躍しようとする。
ところが蘇ったジェイソンは、フレディの思惑とは別に無軌道な若者たちをどんどん殺してしまう。それを疎ましく思ったフレディは、悪夢の世界でジェイソンを葬り去ろうとするのだが、処女を守り通していた主人公により現実の世界、しかもジェイソンのホームグラウンドである「クリスタル・レイク」に引っ張り出される。
フレディの鉄の爪と、ジェイソンの鉈。お互い不死身の2人が繰り広げる死闘の末、勝つのはどちらなのか…。

この映画を見て思ったのは、エルム街とクリスタル湖って、意外と近所にあったんだな〜ってこと（笑）。こんなところに住みたくないなー。
「エルム街の悪夢」も「13日の金曜日」も、一番流行った時期はまだ子供だったので、あまりオンタイムでは見ていません。映画館で見たのは、「エルム街の悪夢」の何作目かだけ。その後ビデオでは両方ともチョコチョコ見てます。
「13金」は時代が下るにつれてどんどんパロディ化していったし、「エルム街」はもともとブラックユーモアがふんだんなシリーズなので、どちらもそんなに怖くはないんですよね、実は。
本作も斬ったり刺したりちぎられたり…と無茶苦茶に人が殺されていくのですが、パロディの原点がそのままパロディに見えてくるという、不思議なおかしみがこみ上げるのです。「最終絶叫計画（SCARY MOVIE）」とか、パロディを散々見てきたからでしょうか。