2007-10-09から1日間の記事一覧

『いつか王子駅で』

競馬漬け第11弾。 作者の堀江敏幸という人を私は全く知らなかったのだが、はてな内の感想などを読んでいると、どうも読書人には割と人気のある作家らしい。明治大学の教授(フランス文学)にして芥川賞作家。 本作はその堀江氏の初の長編小説ということで、…

「気ぶっせい」

下に書いた『いつか王子駅で』という本のなかで出会った言葉。これまで聞いたことがなかった。 辞書で調べてみたら、「気詰まりなこと、気に障る様。『気塞い(きぶさい)』がなまったもの。用例:知らない人ばかりで─だった」ということらしい。また、一緒…