映画で振り返る2013年

相変わらずどうでもいい映画ばかり見た一年だったが、そんな中でも大きく変化があったのは、3人の子どもが全員幼稚園ないし小学校に通いはじめたため、平日昼間につれあいと封切り映画を見に行けるようになった点。おかげで何本か新作を劇場で見ることができた。
そんなこんなで今年は新旧あわせて71本の映画を見たようだ。その中から印象に残った映画をいくつか。

ホステージ [DVD]

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1月27日の日記で紹介。その時も書いたけど、ほんと「最初の数分だけ見て面白くなかったら消そう」と思っていたのに、どんどん引き込まれてしまった映画。ブルース・ウィリスは割と粗製乱造の人っぽく思われているけど、たまにこういう低予算なりの名作にも出ているから油断がならない。

5月1日の日記で紹介。ジャッキー・チェン最後の大型アクション映画…と聞いて、矢も盾もたまらず劇場へ(「映画の日」に)走ったのだが、まあここ10年くらいの子供だまし系のジャッキー映画だった。この映画の最大にしてほとんど唯一の見所は、ラストでジャッキーの本物の奥さんがカメオ出演し、夫をねぎらっていた場面だろうか。

6月4日の日記で紹介。伏線の回収のされ方が見事で、細部まで配慮を感じるまとまった作品だった。「Stoker」という原題(主人公一家の姓から取ったもの)もドラキュラの作者を連想させてアレだし、「イノセント・ガーデン」という邦題もまた意味深で、いい付け方だったと思う。今年公開された映画で私が見た中では、一番面白かった。

  • 「雷神RAIJIN」

雷神 RAIJIN [DVD]

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12月15日の日記で紹介。とにかく衝撃のラストシーンはアクション映画史上に残る謎だと思う。平和ボケした観客を油断させておいて最後に冷や水を浴びせかける、それがセガール流。