「ハッピーフィート」

ハッピー フィート [DVD]
台風が近付くなか、つれあいをショッピングへ送り出し、子供ら3人とお留守番。その間にみんなで見たのが、この映画。
最初は「周りと同じように歌を歌えないペンギンでもいい、君にはダンスの才能があるんだから」といった、「世界に一つだけの花」的な話なのかと思ってみていたら、後半ペンギンの楽園に人間が現れてから、まさかの急展開。主人公のペンギンがダンスする…というのは寓話的表現かと思っていたのに、本当にダンスできるのか…?! あまつさえ、最後はそれを理由に南極が自然保護区になってしまうという素っ頓狂さ。おとぎ話とリアリズムとがない交ぜになったこの世界観に、めまいがした。
やたらとプリンスの「KISS」がフィーチャーされていたのは、ワーナーブラザースの配給だからか(プリンスは多分この頃ワーナーミュージックの重役だった)。