敷き瓦

お茶のお稽古。
風呂の下に敷いてある板状の陶器、あれを「敷き瓦(しきがわら)」というのだと、初めて知った。「敷き瓦といえば織部」と先生は言われていた。


あと実は、先日図書館で遠州流茶道のあらゆることが書かれている『茶道宝典』という本を見つけて、点前が写真入りで詳細に説明されている下巻を借りてきたのだが、それを読んでいま習っている盆点前について復習していると、袱紗を使った「せみ結び」というこれまで習ったことの無い所作が出ていた。
先生がこれを忘れておられるのかな…と思い、そのうち確認しようと思っていたところ、まるでそんな私の考えを見透かしたかのように、突然今日になってせみ結びの説明を受けた。「皆さん大体手順が分かってきたようですから、ちょっと手間なのでこれまで省略しておいた『せみ結び』について教えましょう」ということだった。
師を疑うとは弟子としてあるまじき態度だった、と少し反省。


帰り際、私と同じ時期に入門をした若手の皆さんとメアドの交換。私が携帯メールにメモしていた盆点前の手順を、転送して欲しいとお願いされたので。
その後、会社で残業していたつれあいを拾って帰宅途中、「どうもありがとうございました☆」とかいう感じの、絵文字や記号なんかが多用された返信メールをつれあいに見られてしまった。何らやましいところはないのだが…。