八王子:手打ちそば車家

引越しの荷造りもそこそこ進んできました。大物はほとんど片付いたかな。しかしここから先の、小物どもが意外とてこずるんだけど。
ともあれ来週の月曜日に引越しを控え、おそらく東京にいる間は最後になるであろう、八王子の「車家」さんでの昼食に出掛けました。

「鴨すき小鍋」。山椒がぴりり。溶いた玉子につけて。



季節の一品、「信州風ぶり大根」。
味噌の甘い汁に、たっぷり入った野沢菜の酸味が加わって不思議な風味、なるほどこれは信州風。



そして私は〆にせいろを。今日は心なしかつゆが薄口だったかな。蕎麦湯で割って最後まで飲みました。



つれあいは「磯部おろしそば」。
これはこの車家で夏季限定の「完熟トマトの冷やし蕎麦」と並ぶ、変わり蕎麦の2大ヒットだと思います。


車家さんは、赤ちゃんを連れてきても文句を言われないどころか、何も言わなくても子供用にお水や取り分け皿や小さいスプーンなんかを出してくれるし、もちろん大人への気配りも行き届いているし、酒の肴は揃っているし、私にとって一つの理想形の飲食店です。
気軽に訪れる近所の蕎麦屋…ではないんだけど、食べる側も「美味しいものを食べに行こう」と気構えて行く、そんなお店ですね。
また東京に戻ってくることがあったら、真っ先に訪れたいお店だなあ。