自民党大敗

昨日行われた衆議院選挙の結果が、深夜のうちに出揃った。戦前から民主党が過半数超えの下馬評だったが、予想外の大差に。
個人的には政権交代の実現そのものはどうでもよくて、それよりも民主と自民が拮抗状態になることこそが望ましいと思っていたので、この結果はちょっと行き過ぎかなぁ…。これではまるで郵政選挙の裏返しみたい。シーソーが片方に傾いているという意味では同じ状況の裏表に過ぎないと思うのだが。
あと、実績も経験もあるベテラン自民党候補を、未知数と言えば聞えは良いが何の実績もない若い民主候補が破る例が、あまりにも多いように思えた。…まあそれぞれの小選挙区有権者たちが、「国政を問題なく任せられる」と判断した結果なんでしょうけどね。
オルタナティブオルタナティブとしてきちんと発言力を持ちつつ、与党ときちんと政策論争が行える状況こそが、望ましい状況だと考える私には、いずれにせよ今回の選挙結果は極端すぎるように思える。