新潟:寿舞縷(すまいる)やまと茶屋

先日会った今の仕事の前任者から、「やまと茶屋という美味しい蕎麦屋国道113号線沿いにあったのが、最近阿賀野川沿いに移転して営業している」と耳にしたので、早速行ってみることにした。
ネットであれこれ探してみると、どうやら「寿舞縷やまと茶屋」という奇妙な屋号になっているらしい。多少いぶかりながらもお店を訪なってみると、阿賀野川の堤防沿いにでかでかと「寿舞縷」の看板が見えた。
後でお店の方に聞いたところによると、この場所にもともとあった「スマイル」という宿泊施設の名前をそのまま譲り受けたものだという。店内の様子も、なるほどペンションの大食堂といった風情。山小屋風の開放感ある造りが、妙に親近感を抱かせる。

蕎麦は「山都蕎麦」。福島と新潟の県境にある蕎麦の産地・山都(やまと)から材料を仕入れているらしい。ちなみに店で使用する水も(麦茶に使うものまで)全て新発田の山奥から汲んできた山水というこだわり。


お会計の時に、気さくなおかみさんから山ほどジャガイモを頂いてしまった。自分の農園で獲れたものだとか。食事をしに行って野菜をもらって帰るのは初めての経験だった。