邂逅および惜別

NHK教育テレビは、今年50周年を迎えるということで年明けからさまざまな回顧番組や特別番組を放送しているが、今日の午後3時から2時間にわたり放送されたのは子供向けの歌で50年を振り返る「あつまれ!キッズソング50〜スプー・ワンワン 宇宙の旅〜」だった。
現在放送中の「おかあさんといっしょ」でおなじみのスプーと「いないいないばぁっ!」で人気のワンワン*1が共演する…というところまではタイトルからも想像できたが、いざ録画したのを再生してみると、これが予想以上の超豪華コラボ番組だった。
「つくってワクワク」のゴロリ、「えいごであそぼ」のケボ&モッチら現役陣に加え、じゃじゃまる、ピッコロ、ポロリの「にこにこぷん」ご一行、「おーい!はに丸」よりはに丸君、「できるかな」からはゴン太くんノッポさん、そしてなんとテレビ局の垣根を越えて、ガチャピンとムックまでもが「50周年おめでとう」を言いに現れたのだ!!

小学生の頃、夏休みなど平日休みの日には朝8時から「ひらけ!ポンキッキ」を見た後、9時から正午までどっぷりと教育テレビを見ていた私は完全に逆上&狂喜乱舞(冷静なつれあいの白い目…)。
中でも一番嬉しかったのは、小学校1年生向けの算数番組「いちにのさんすう」で主役を張っていた「タップくん」の登場だった。
全てのキャラの声優さんがまだご健在だったからこそ、実現できた番組だなあ。


肝心の“キッズソング”についても、新旧織り交ぜた懐かしいラインナップだったが、歌の作曲者名に「福田和禾子(わかこ)」というお名前がなんと多かったことか。「赤鬼と青鬼のタンゴ」なんて、相当懐かしかった。かえすがえすも昨年10月5日の逝去が惜しまれる。

*1:ちなみにワンワンを演じている「チョーさん」自身、NHK教育の「たんけんぼくのまち」で主役を演じていたし(そのあたりのことは2008年2月17日の日記に詳しい)、さらに言うと「たんけんぼくのまち」の主題歌は福田和禾子さんです。この「みんなループしてる感」こそがまさにNHK