テクトニックとヴォーギングと…

日経MJを読んでいて、懐かしい名詞を聞いた。フランスで流行っている「テクトニック」というダンスについての説明の中で…

テクトニック
 フランスの若者の間で流行している、新しいダンススタイルのこと。エレクトロと呼ばれるダンス音楽に乗せて踊る。最近これが世界的な流行に育ちつつある。
 このダンスは2000年頃、パリのクラブ「メトロポリス」で誕生した。手の動きは1980年代に大流行した「ボーギング」というスタイルに似るが、足元の動きはこれより激しい。このスタイルがクチコミや動画共有サイトを通じて広まることに。タイトなファッションに身を包んだ若者が路上でこのダンスの練習に興じる光景もよく見かけるという。またテクトニックの名を冠した衣料品や飲料も販売されている。このダンスをプロモーションビデオで取り上げるミュージシャンもいる。日本では木村カエラが最新曲で取り上げた*1
日経MJ 2月20日号より)

「ボーギング(ヴォーギング)」…一時流行ったな〜。岡村ちゃんも「どぉなっちゃってんだよ」のPV*2で取り入れてたのを思い出した(その頃はもう下火になってたけど)。


テクトニックというのは、こんな感じのダンスらしい。

他にもYouTubeやDailymotionで「tecktonik」と検索すれば、山ほど引っかかってくる。フランスのダンスバトル番組の映像なんかもあったけど、相当熱い感じだった。


ちなみにこちらがヴォーギング(ボーギング)を世に広めた、マドンナの「Vogue」(1990年)。

「strike a pose!」…の歌詞の通り、このヴォーギングというのはもともとは雑誌「Vogue」のモデルが取っているポージングを振り付けにしたものと言われている。日本で言うなら、さしずめ「ジョジョ立ち」をダンスにしたようなものだろうか。


しかし、私にとって「ダンス+電子音楽」の最高傑作といったらコレ。

*1:「Jasper」

*2:「どぉなっちゃってんだよ」の動画はこちらから。映像の安っぽさは、あくまで狙ったものだと信じたい…。