死の北陸道

旅館を辞し、能登にいる父方の祖母が入院している病院へお見舞いへ。今回の旅のメインの目的はこれだった。
石川県は昼頃から雪が降り始め、病院にいる間にみるみる外の景色が真っ白に。「こっちは新潟より雪が少ないな」なんて思っていたのだけれど、割としゃれにならない降雪量となった。
夕方に能登を出発し、富山湾に出て氷見経由で砺波インターから北陸道に乗る。後で知ったのだが、折からの降雪による事故のため、金沢森本インターから砺波あたりまで通行止めとなっていたらしく、金沢経由で帰らずに非常にラッキーだった。
しかし富山から新潟にかけての雪の量が半端ではなく、途中何度もガードレールや別の車にぶつけてベコベコになった事故車を横目に見ながら、また除雪車の後ろをノロノロと付いて進みながら、何とか新潟市の自宅にたどりつく。通常3時間半くらいで済むところ、6時間くらいかかった。
助手席のつれあいには敢えて言わなかったが、実は雪にタイヤを取られて死ぬかと思った瞬間が道中何度かあった…。