泣く子と地頭には勝てない

…ありましたね、こんな言葉。「地頭」なんて単語、十数年ぶりに聞いたよ。
社会とか日本史の時間以外で、日常の中でこの言葉を使っている人を、生まれて初めて目にしました。


この言葉の意味は、「子供と同じくらい地頭(役人)には理屈が通らない」ということだったと思います。
いざ自分が“泣く子”を抱える親の身になってみると、「泣く子はあやせば泣き止むから、同じように地頭にもこびへつらって黙ってもらおう」という意味もあったのかなあ、と感じます。


最近はネグレクトとかいって、泣く子を放置したり虐待したりする人も増えているようなので、そのうちこの言葉は廃れていくかもしれませんね(てきとー)。


その反面、大人になっても「泣く子」のままの人間が増えてきているような。
「ゴネ得」なんて言葉もあるように、「とりあえずゴネとけ」「とりあえずクレームつけとけ」「とりあえずテレビ局に抗議の電話を掛けとけ」みたいな風潮が高まっている気がして、これはこれで嘆かわしいですね(てきとー)。