六本木:本むら庵(ほんむらあん)

濡れそぼったズボンと靴・靴下を履き替えた後、六本木に移動。
かねてより行きたいとは思いながらなかなか行く機会がなかった老舗の蕎麦屋「本むら庵」で、遅めの昼食をとった。

まずは冷やしなすとヱビスで一息。



せいろを頼むと、蕎麦の前にわさびと下ろし金が出された。ゴリゴリ下ろすとともに、鼻腔に届く溌剌とした刺激臭。


蕎麦が若干だが粉っぽく感じた。あと、そんなに混んでいたわけでもないのに蕎麦湯の出るのが少し遅かった(蕎麦湯のタイミングはお店によりけりだが)。
しかし六本木のど真ん中(ヴェルファーレの並び)で、この静けさ、この酒肴の取り揃えがあれば、まずは僥倖というべきか。