凱旋門賞

タップダンスシチーが、紆余曲折の末、金曜日成田からフランスへ飛び立つ。先週末、当初予定していた便の機材故障のために「遠征断念」との報が一旦は流れていただけに、応援する者としても嬉しい限りだ。
今年の凱旋門賞は、出走馬の層が薄いと言われている。6月27日のアイリッシュ・ダービー以来のぶっつけとなるノースライトが人気になっているくらいだ。一昨年の凱旋門賞2着馬スラマニにしても、8月のインターナショナルSを勝ったとはいえ、旬を過ぎた感がある。
これまで海外遠征で成功を収めている日本馬に共通しているのは、先行力とスタミナだと思う。ならばタップダンスシチーにも、今回は十分に勝機があるのではないだろうか。