「ザ・グレート・ギャッツビー」

ディカプリオ主演の「ギャッツビー」を見てきた。バズ・ラーマンは「ロミオ+ジュリエット」、「ムーランルージュ」以来だけど、相変わらずパーティーシーンが騒々しくて、しかしこれはサントラ買いたいと思わせる映画で、とりあえずサントラはダウンロードした。ジェイ・ギャッツビー、イニシャル「JG」だけに…というか関係ないけど、音楽監修はJay-Zだった。
「ギャッツビー」、恥ずかしながら原作は未読なんだけど、「The Great...」とか「華麗なる…」という邦題を見て、これって嘲笑や揶揄なんだと思ってた。でも映画のエンディングで語り手ニック(トビー・マグワイヤ)が手で加筆したのを見て、何かすごく腑に落ちたな。


作中に出てきた二つの暗喩、「green light」と「the arrow collar man」についてあれこれ考えている…。それと「希望を見出す力」という言葉も、頭について離れない。「神は真実を見ている」というのが、この人の作品に通底しているモチーフだと思う。